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ファンスト 第三十話

取り出したのは一つの銃だった・・・・・わけだが形状がまず普通ではなかった。

銃口が異様にでかいということ。
銃口が45口径以上で使ったら腕が吹き飛びそうなそんな感じの銃だった。

あれを使うのだろう、男は発射準備にかかる。

「離れてろよ。一緒に吹き飛びぞ」
その言葉に俺は後ろに下がり様子をうかがうことにした。

ファンタジックストーリー
第三十話 「切り裂きの残虐魔」


男は銃に魔力を込め始めた。
体中から魔力がにじみ出てくる。
「充填率・・・・50・・・・60・・・70・・・」
銃にそれを伝えていき、銃口から光が出始める。
「80・・・・・90・・・・・」
光が一定に達したときだった。
「エネルギー充填、100%。ストラーフェ発射!!」
その言葉と同時に光がまばゆくその場を離れてギラルの元へ向かっていく。
ギラルはまばゆかったのかその場を動けずにいた。

そしてその光がギラルにあたり大爆発を起こす。
激しい爆発と効果音がして次に地面が次々と割れだしていく。
ゴゴゴゴゴゴゴ
激しい地鳴りと共にギラルの呻き声が聞こえてくる。
「ぐおおおおおおお!!」

しばらくその爆発が起きて煙がたつ。
「もう、これであいつも終わりだろう」
男がそういったときであった。
煙の向こうから何者かが早いスピードで向かってくる。
男は気づいていなかった。
このままでは危ない。
そのことが俺の頭で働いた。
瞬時に反応して剣で防御をする。
「お?」
男が気づいたときには俺はギラルとは別の奴の剣を受けていた。
「まさか、ギラルがやられるとはねぇ。おまえらなかなかやるじゃん?」
「おまえは?」
「ザロスト・インター。これでも切り裂きの残虐魔と呼ばれているんだけど?」
ザロストと呼ばれる男はギラルとは違い、そこまで体は大きくはないがノースリーブの服なので腕が露出している。腕は結構ムキムキだった。

キンッ
剣と剣でぶつかり合い、鍔迫り合いになる。
「お前たちは何者だ!」
「俺たちは傭兵だ。金をもらって生計を立てている」
「今回もそれがミッションなのか?」
「ああ、帝国の魔王クロス・アヴァスディの計らいでな」
「何だって!?」
「クロスはこの世界ティエマリカを自分のものにしようとしている。そしてお前たちNIDは邪魔なんだってよ。だから俺たち傭兵が掃除しにきたって訳だ。感謝しろよ?」
「ふざけるなっ!そんな理由で殺されてたまるかよ!俺は元の世界に帰るまでは死ねないんだよ!」
そこで会話が途切れ、鍔迫り合いがとけていったん距離をとる。
「俺はもうマナ切れなんだ。すまんな」
「いいさ、あとは俺がやる」
俺は中から煮えたぎるほどの魔力がどんどん出てくる感触になる。
ここからはもうぶつかり合いだった。

一歩を踏み出し、剣で何度も何度もぶつかり合う。
相手のほうが実力は上だがそんなことお構いなしに突っ込んでいく。
「はーはっはっ!!そんなチンケな攻撃で俺を倒せると思うなよ?」
「炎剣・・・・ブレイドバード!!」
さっきギラル戦で使った突き攻撃を出す。
「ふん。狙いが甘い!」
それをワンステップで避け、カウンターを打ち込んでくる。
「ちっ」
それを剣でいなし避ける。
「さあ、次はこちらの番だ」
剣で素早い攻撃を繰り出してくる。
「くっ」
それは剣で流していく。
一瞬、ザロストの攻撃に隙が出来た。
俺はそこにすかさず攻撃をする。
「何ぃ!?」
ザロストは驚いたように動きを止める。
俺はその瞬間を逃さなかった。
「はぁぁぁ!!」
俺の斬撃がザロストを捕らえる。
「ぐああああ!!」
そしてザロストはその場に倒れる。
「帝国に栄光あれぇ???!!」
叫んだ後静かに死んでいった。

「ふぅ、なんとか終わったな」
額の汗を腕で拭う。
「ああ、そのようだな」
男が右腕を押さえながらこちらへと向かってくる。
「どうしたんだよ。それ」
「これか?これはストラーフェの副作用みたいなもんだ」
言った意味がよく分からなかった。
「分からないって顔をしてるな?教えてやるよ。あの銃は威力が高い分反動が大きいんだ。クッションを使ってこのざまだぜ?ひどいだろ?」
「まあ、たしかに」
腕の様子をみる。いかにも傷ついていますよ的な感じの様子だった。
「まあ逆の手で普通の銃くらいは握れるし、2、3日もすれば直るんだよ」
「ふーん。まあいいや。早くアークたちと合流しないと・・・・」
「なんだアークの知り合いだったか」
「え?」
なんでこの男がアークのことを知ってるんだろう。もしかして帝国の
「俺の名はマグナス・ネスファースだ。ちなみに双銃のアーティストとも呼ばれている」
思い出した。あの手配書に乗っていた男だ。
なんとなくこう引っかかっていたものが取れて安心できた。
「シエン。よろしく。マグナス」
「ああよろしくな。シエン」
俺たちはアークたちを探しに戦場へまた向かっていった。



続く。


あとがき
ようやく30話目に行きました。なんかゆっくりペースだなぁって思っちゃいますがまあそこは気にしないでおこうっと。次回はアリィやアークに視点を置こうかな?
リクコメよろです。

コメント

No title

ちょいと遅いですが久々に意見コメ^^

ザロストが「生計を立てている」って言ってますが、なんか格好悪い感じがしました。「金がもらえるなら何でもやる」的な台詞の方が良かった気がしますよ^^

ではでは、失礼しました^^

No title

>夢幻男爵さん
たしかに言われてみればそっちのほうが自然って感じがしますね。これはアドバイスどもですww
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