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ファンスト 第二十七話

話をし終わった後、俺たちは魔法協会を後にして町へと戻っていった。

ファンタジックストーリー
第二十七話 「激戦?颯爽と現れるアーティスト?」


町へと戻った俺たちは中で合流したレイグたちに事情を話した。
「そうだったか・・・・」
「でもまだ方法はある」
「何だ?」
「NIDの上の人を呼んで会談を開くんだ。そうすれば魔法協会だって無視は出来ないはず」
俺の提案に皆が納得していた。
「なるほどな。確かにそうだな」
アークはうんうんと頷いている。
そんな中、ルークだけが一人険しい顔をしていた。
「どうしたんだ?」
「何か声が聞こえるんだ」
ルークの言葉に静かになり耳を澄ましてみる。
「・・・・ぉぉ」
呻き声にも聞こえるが人の声に聞こえた。
「たしかに遠くで聞こえるな。しかし何の声だ?」
「さぁな。近くで何かやってんのかもな」
レイグとアークがそんなことを言っているときだった。
「おおお!!!」
一段と大きな声に俺たちはびっくりする。
「なんだ?」
「行ってみよう」

行った先には千をも超えるくらいの兵士の数があった。
「これは何だ?」
「そんなことは後だ!いまはここを守ることに専念しろ」
「わ、分かった」

こうしてまた帝国の兵士と戦うことになった。
「はぁ、まったくなんでこう立て続けに戦うことになるかなぁ」
溜息まじりで愚痴をこぼす。
「そうぼやくな。そんなことを言う前に戦う準備を終わらせておけ」
「分かってるよ」
ルークに喝を入れられ鞘から剣を抜く。
「でも・・・・魔法協会はいいのかな?」
「放っておけばいいんです。あの人は人の命をなんとも思ってないのだから」
「で、でも。放っておけばあそこは攻め込まれちゃうんだよ!?」
「きっとそれは無駄な犠牲を出さないためじゃないかしら?」
リーンとカンナの疑問にアリィはぱっと答える。
「そして、今回も・・・・・・」
アリィの表情が暗くなる。
「まあ、それは置いといて。戦ってストレスでも発散させよ」
「そ、そうですよ。そうすれば何かが開かれるかも知れないですよ?」
二人は精一杯の言葉でアリィを励ます。
そんな二人の言葉に勇気付けられたのかアリィは笑って杖を構えた。
「ふふ、そうします」
笑ったアリィの後ろにはどす黒いオーラが出ていた。

その頃魔法協会は・・・・・
「ヴァイス様。さっきのNIDの使いの方たちが町に出て帝国と戦おうとしているのですが・・・・」
「放っておけ。彼らは死に急ぎたいんだろう」
冷淡に言葉を言う。
「しかし・・・・」
「何度も言わせるな。兵は出さん」
「・・・・御意」
あまり納得していない様子だったが黙って部屋から出て行った。
「そう。俺には関係のないことだ・・・・」
その顔は悲しみが混じっていた。


所々で刃が交えている音が聞こえる。
俺はまた何人殺したんだろう。
下を見る。
血を出して横たわっている兵士たちが見える。
嫌な気分だった。
だから俺は黙って敵を倒すことにしている。
また後ろから援軍が来た。
「斬牙・炎旋!(ざんが・えいせん)」
剣に炎を纏い、最初の一歩を踏みその足を軸にしてもう一歩足を出し一気に剣を横に振る。
火の衝撃波が援軍の兵士にあたり燃える。
その炎は次々と兵士から兵士へと燃え移っていく。

しかし、一人の兵士が俺に突撃してきた。
いきなりだったため回避運動も間に合わない。
俺は目を瞑った。
しかし刃は俺を貫かず目の前に倒れていた。

「大丈夫だったかい?そこの少年」
声のほうへ向くとそこには二挺の拳銃を持った男が立っていた。




続く。


あとがき
遅くなりましたが27話更新です。
久々に書くせいか何かうまく書けていない気が・・・・・
まあいっか。それではコメリクヨロです。
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