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名前で呼んだほうがしっくり来ると思う。

一つ疑問。
なんで、早苗さんは神奈子や諏訪子を名字で呼ぶんだろう。
普通に名前に様つければいいじゃないか!

と思い妄想してみた。


「どうぞ、八坂様」
ちゃぶ台にゆっくりと湯のみが置かれる。
「洩矢様もどうぞ」
「おー、いつもすまないねぇ。早苗」
「いえいえ、これが私に出来ることですから」
などと照れながら早苗はお盆を片付けに奥へと消えていく。

「なあ、諏訪子」
「なんだ? 神奈子」
お茶をすすりながら顔だけこちらへと向ける。
「早苗ってなんであたしたちのことを名前で呼ばないんだろうな」
「さあ? 早苗にもなんか理由があるんだろ。あたしは別に構わないんだが……」
そしてまたお茶をすする。

―なんだがなぁ……。
釈然としない気持ちだが諏訪子のいうことも一理ある。
あたしたちは神様だ。
そして、早苗は巫女だ。
と考えると神を敬う存在である巫女が神様を名前で呼んでいいものなのか?
あたしには分からない。
別に名前で呼べと強制しているわけではない。
ないんだけども……。
「なんだかねぇ……」


「早苗」
「なんでしょうか?」
「あたしの名前を言ってみろ」
「八坂…神奈子様ですよね?」
確認するように聞いてくる。
「そう、あたしは神奈子だ。一応神様をやってるよ」
「それは……分かってます。…けどどうしたんですか? 八坂様」
「それだよ! その八坂様っていうの止めてくれない?」
「ど、どうしてでしょうか? 何か気にでも触りましたか?」
あたしは早苗の言葉に首を横に振る。
「だ、だったら!」
「あたしが言いたいのは何で名前で呼ばないのかなんだよ」
「そ、それは……。神様だか――」
やはり神様だからという理由だろう。
それを言わせる前に言葉を割り込ませる。
「あたしは早苗のこと好きだよ? 家族だって思ってるわ。だからこそその八坂様っていうのがあたしは頂けないね」
「で、でも……私は……」
「巫女とか神とかどうでもいいじゃない。あたしは早苗のことが好きなんだから」
「おやおや、あたしを差し置いて何話してるんだい?」
「あんたは関係ないわよ」
「話は全部聞こえてたけど?」
ニヤリと笑みを浮かべる諏訪子。
「あたしだって早苗が好きさ。早苗はどうなんだい?」
「…・・・私もお二人のことが好きです。でもいいんですか? 名前で呼んでも」
「いいも何もあたしは会話の途中でいいって言ったわよ」
「まあ、いいんじゃない? あたしも呼んで欲しいね」
「それじゃ決まりね。早苗これからは名前で呼ぶように」
「は、はい! 分かりました」

そして、次の日

「神奈子様、お茶です」
「ああ、ありがと早苗」
「諏訪子様もどうぞ」
「おおー、すまないねぇ」

三人でお茶をすする。
「うん、今日はいい日になりそうだ」





終わり



てか、呼ばせたかっただけですw
八坂とか洩矢とかよりもやはり名前が一番ですよw
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