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ファンスト 第十六話

俺は逃げている女の子の元へ急ぐ。
(間に合ってくれよ!)
そう思いながら走っていた。

ファンタジックストーリー
第十六話 「間一髪」


「でやぁぁ?!!」
向かってくる兵士を軽くよけながら一撃を叩き込んでいく。
(まあ致命傷にはならないがすぐには追っては来れないな)
俺は走った。これまでないスピードで。

「あっ!!」
私は足をもつらせ転んでしまった。
兵士が私に向かって剣を振り下ろす。
(だめっ!)
と確信したときだった。
キンッ!!
剣を受け止める音がする。
おそるおそる目を開けてみるとそこには見知らぬ人がいた。
「無事かい?」
「は、はい大丈夫です」
少し舌を噛んでしまったが無事という意思表示はできた。
(助かった?)
安堵の溜息と一緒にでる。

(なんとか間に合ったか)
剣を受け止めながらしみじみと思う。
(考え事は後に回す。今は目の前の敵に集中するのみ!)
自分に言い聞かせ剣を前に押す。
「のあっ」
兵士が仰け反ったところを斬った。
「ぐあぁぁ??!!!」
兵士はバタッと倒れた。
しかしまだ敵はいる。
(気は緩めないようにしないとな)
そう思いながら敵に剣を向け対峙した。

続く。


あとがき
なんか遅れてすみません。しかもなんか内容がぺらくてすみません。
考えてはあったんですが、知らない間に寝てしまって・・・・・・・
では次回をお楽しみに。
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