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クリ記念ss 元春&潤菜編

潤菜視点でお楽しみください。


「ん?」
起きて軽く伸びをする。
今日は楽しみだったクリスマスだ。
時計を見る。どうやらぐっすり寝ていたらしい。
ギリギリの時間だった。
私は急いで着替えを済ます。
「行ってきます!」
と親にいって家を出た。

はぁ、はぁ・・・・
時間はあるけどなんか急がないといけない気がした。
(この曲がり角を曲がればもうすぐ!)
グンとさらに勢いをつける。
しかしそれがいけなかった。
どんっ!
誰かとぶつかった音がする。
「ごめんなさい!急いでたから」
「ああ、いいよ。こっちも確認をしてなかったから」
聞きなれた声だった。
顔をあげると脇児元春の姿があった。
「あれ?夏木じゃん。おまえも今来たとこかよ」
「あ、うん。まあね」
私にしては歯切れの悪い声だった。
「俺もさー、さっき起きて急いできたらおまえとぶつかって・・・・・」
ははとポリポリと頭を掻いている。
「・・・・・・あたしも同じ」
消えそうな声でボソボソと言う。
「あ、あー、そっか」
「うん」
なんか気まずい雰囲気になる。
「・・・まあいいや。さあ行こうぜ」
と言って手を差し伸べてくれる。
「あ、ありがと・・・・」
素直に手を借り体を起き上がらせる。
そこからあたしと元春はわいわいと楽しみながら集合場所へと向かっていった。

着くともう綾と翔がいた。
話を聞くと二人とも一時間前に来ていたらしい。
その話の最中綾の顔が少し赤かったのをあたしは見逃さなかった。
面白そうだったから少し綾をからかうと顔を真っ赤にして反論してきた。
なんだかんだで時間が5時を指してくる時間だった。
するとあたしの携帯に電話がかかってくる。来実からだった。
風邪を引いて来れなくなったという電話だった。
それを話すと少し残念そうにしてたけど
「まあこの4人で楽しもうぜ」
と元春がいったので楽しむことにした。
(ごめん。来実・・・・・)
心の中で謝っておいた。

歩いているうちに綾と翔がいなくなっていた。
元春に聞いてもまあ知らんの一点張りだった。
「なあ、夏木」
「な、何?」
いきなり元春が口を開いたので返事が裏声になってしまった・・・・・恥ずかしい。
なんて思ってると真剣な表情であたしを見てくる。
整った眉毛、くっきりとした鼻、形のいい口、きりりとした目・・・・あたしは元春に心を奪われていた。
「さっきさ、翔達のこと知らないっていたっろ?」
「うん」
「あれ嘘なんだ」
「えっ?」
衝撃的だった。
元春の話によると元春が綾と翔にあらかじめ連絡をしておいて二人きりにしてないかとお願いしていたらしい。
その話を聞いたときはあたしのけものなのかなと思ってた。
けど次の元春の言葉に驚きを隠せなかった。
「好きだ!どうか俺と付き合ってくれないか?」
告白だった。
あたしは驚いた。次に涙が流れてきた。
「お、おい」
元春は驚いた様子だったけどあたしは涙を止めることは出来なかった。
「だっ・・・・・て。うれ・・・・・しん・・・・・だも・・・・・ん」
声はかすれてしまったけど気持ちは伝えることが出来た。
「それほんとか?」
「う・・・・ん」
涙を流している横で嬉しそうな顔で
「やった?????!!」
と叫んでいる元春がいた。
周囲の目が痛かった。
「あ・・・・いや・・・・」
しどろもどろにうろたえはじめた。
「ふふ」
その様子に笑いが込みあがってきて笑っていた。
「おいっ!笑うなよ」
「だって・・・・・おかしいんだもん」
「・・・・・・・・まあいいか」
溜息をついて元春も笑い出す。
あたしは先を走っていき
元春に振り返って

「あたしも好きだよ」



終わり




あとがき
昨日更新できませんでしたから今日更新です。
元春・潤菜エンドですがどうでしょう?
楽しんでいただけたらと思います。
では感想待っています。
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クリスマス記念小説 後編 梓来実編

「ん、ふあ?あ」
朝起きて一伸びする。
昨日夢を見た。
・・・・・それは梓が積極的に俺に話し掛けてくる夢だった。
(なんかこんな夢を見ると恥ずかしいな)
なんて思うが考えてみると梓のことは詳しくはないが話しているだけで安心できるそんなやつだと思う。
不思議な気分になる。
(これが・・・・)
「好きって感情なのかな?」
一人呟く。
時計を見てまだ時間があったので時間まで寝ることにした。
・・・・・・・・・・・

「ん」
起きたらいい時間だった。
「さて、行くか」
着替えをすませ家を出た。

案の定まだ誰も来ていなかったはずだった。
「ん?」
集合場所に誰かがいた。
白のブラウスに長袖のボレロ、フリルがついている紺のミニスカート、そして極めつけが黒のニーソックスだ。
「早いんだな、梓」
とりあえず俺は声をかける。
「あっ、こんばんは池上君」
ペコリと頭を下げる。
「ああ、はやいんだな。まだ30分前だぜ?」
「はい。なんか待ちきれなくて・・・・・変でしょうか?」
こっちに質問される。
「いや、いいんじゃない?」
「そう・・・ですよね?」
おずおずと小さな声で言う。
そんな彼女が可愛く見える。
黒紫の髪、どっちかと言うと童顔に見えなくもない顔、年相応の成長・・・・・に見えないほどさみしい胸。こんなことは口に出してとてもじゃないが言えない。
そんなこんなで俺と梓は皆を待つことにした。
梓が質問して俺が答える。典型的な会話だがその時間が楽しいと思える。
少しずつ梓のことが分かるし俺のことも理解してくれる。そんな時間が永遠に続けばいいなと思った。しかしそういう楽しい時間こそ短く過ぎるものだった。

「おまたせ?」
のんびりした口調でこちらに近づいてくる。
日比野だった。赤を基調としたワンピースに身を包んだ彼女は制服とはまた違う可愛さがあった。
少し遅れて元春と潤菜が一緒に来る。
元春はシャツにジャンパー、ジーパンという普通の格好だったが、潤菜が白のブラウスに厚めのカーディガン、白の少し短めのフレアスカートを身にまとっていた。
「馬子にも衣装だな」
「何ですって!?」
「冗談だよ」
「ふーん、ほんとかしらね」
ジーッと疑っている目で俺をにらみつけてくる。
「まあまあ、その辺にしとけよ。せっかくのクリスマスだってのに」
「そう・・ね。そうよね。楽しまなくちゃね」
怒り顔からにっこり笑顔に変わって楽しそうに言う。

そうして冬の商店街を歩くことにした。
日比野と潤菜と梓はウィンドウショッピング楽しそうだった。
それに対し俺たちはというと・・・・?
「暇だなー」
「ああ」
それを眺めているだけで特に何もすることがなかったので暇だった。
「あの」
すると梓が話しかけてきた。
「お暇でしたら私と付き合ってくれませんか?」
突然の告白だった。当の本人はぎゅっと目を閉じて俺の返事を待っていた。そんな彼女がいとおしくみえた。
「・・・・・別にいいよ。」
「ほんとですか?」
パァーと顔に明るさが出てくる。
「よかった。」
「じゃあどこ行こうか」
こうして俺たちは他の奴らをほっといて梓と二人きりで歩き出す。

まだ俺たちの夜は始まったばかりだった。
なにがあっても梓と一緒なら楽しめるさ。
そうここからラブストーリーは紡ぎだされるのだから・・・・・・・

終わり







おまけ
「どうする?」
「どうしましょうね」
「うーん」
あたしたちは困っていた。
翔と来実が二人でどっかへいってしまったのからだった。
「まあこの三人でどっかにでも行きますか」
「そうだね。どこに行く?」
元春がそう提案したので
「カラオケにでもいきますか」
「お!それいいな。日比野はそれでいい?」
「はい。久々なので腕がなります」
二の腕に手を置いて力こぶを作る。
「いやいや、歌うだけだから」
元春が綾につっこんでいた。
(こんなクリスマスでもいいかな?)
こうしてあたしたちはカラオケやへと向かっていった。


あとがき
梓来実編です。なんかちょー中途半端な終わり方ですがまあいいや。(おい
なんか取り残された三人の後も考えてみましたがどうでしょう。
まあ随時感想は待っているので思ったことでも書いてくれると嬉しいですね。
だんだんクリスマスから日にちから離れていきますが次回は潤菜と元春バージョンをお送りします。お楽しみにっ!

クリスマス記念小説 後編 日比野綾編

朝起きて考えてみる。
(俺が好きなのは・・・・・)

「ラブストーリーは突然だ!! 日比野綾編」


「日比野かな?」
一緒にいて満足できるのは多分日比野だけだと思う。
潤菜はいい話友達だと思っているし、梓は・・・・・・なんともいえない。

・・・・・・・・

なんか考え込んでたら知らん間に寝ていたらしい。
時計を見るとギリギリの時間だった。
「やべっ」
俺は急いで着替えをすませ家を出る。」
(遅刻でもしたら潤菜がうるさいからな?)
そう潤菜は時間にルーズな女だった。昔から遊ぶときでも約束の時間に間に合わなかったら許してもらえなかったし・・・・・
自己ベスト更新ぐらいのスピードで走ったと思う。
何とか時間内には間に合ったようだ。
しかし誰もいない。
(おかしいな。もう来てもいいはずなんだが・・・・)
ふと思い時計を見る。
「あーあ、一時間前だわ。これ」
時計の針は4のところを刺していた。
なんだよと思いつつ待つことにした。
すると、
「あれ?池上君?」
聞きなれた声がした。
振り向くとそこには赤を基調ワンピースに身を包んでいる日比野の姿があった。
「早いね?来るの」
ゆっくりと俺の方へ近づいてくる。
「ああ、時計が狂っててな。早く来ちまった」
「そうなんだ。隣いい?」
座っていた横に座っていいかと聞いてくる。
「ああ、いいぜ」
了承し、日比野はありがとと言って隣に座る。
なんか緊張してきた。
意識をしているせいかやけに日比野が可愛く見えてくる。
「・・・・が・・・君。・・・・・上君!」
「あ、ああ。なんだ?日比野」
「あ、やっと反応してくれた?。池上君ちっとも反応してくれないんだもん。」
ぷく?っと頬を膨らます。
「悪い悪い。で、なんだっけ?」
「えっとね、なんだっけ?」
「おいおい、そっちが怒っておいてそれかよ」
「・・・・だって池上君と話ができるだけで私は嬉しいんだもん」
ボソッと言ったせいか俺には聞こえなかった。
「えっ?なんだって?」
「な、なんでもないよ?。」
あははとごまかしをきかせる。
「なら、まあいいけど・・・・」
そこで会話が途切れる。
「「・・・・・・・・」」
気まずい空気が俺たちを襲う。
(なんか話題話題っと)
そう考えるも何も思いつかなくて
結局皆が来る間俺たちは30分近く黙っていた。

「早いわね?二人とも」
声が聞こえたので顔をあげると可愛い子が立っていた。
「誰?」
思わず声に聞いてしまった。
「あたしよ、あたし。分からない?」
新手の詐欺かなんかだろうか。
そんなことを考えていると
「潤菜かわいいなぁ?。」
日比野がその子を褒めていた。
何?このカワイコちゃんが潤菜だと??!!
内心びっくりしつつも改めて見てみる。
白のブラウスに厚めのカーディガン、白の少し短めのフレアスカートを身にまとっている。
顔を見てみた。たしかに潤菜ともいえるが違う人じゃないか?
「なにか言いたそうねぇ?翔」
「別に何もいうことなんてねーよ」
「本当かしら?」
くすっと悪魔な笑みを浮かべる。

「おっす」
次に元春が来る。
「おっ、夏木似合ってるじゃん」
普通に潤菜に言った。
「あ、ありがと・・・」
そう言われたのが恥ずかしかったのか赤くなりうつむいてしまう。

「ごめんなさい。遅れて・・・」
少し遅れて梓がトタトタと走ってくる。
「はぁ・・・・はぁ・・・・」
「そんな急いで来る必要なかったのに」
潤菜が梓にそう言う。
「でも私がここに来たときもうみんなの姿が見えたから・・・」
「なるほどな。まあ皆そろったんだしどっか行くか」
「そうね。ここにいつまでもいたんじゃ意味もないしね」
潤菜の言葉で冬の商店街を歩き出す。

「あんなのいいんじゃない?」
「たしかに可愛いよね?」
「いいなぁ」
女三人は仲良くウィンドウショッピングをしている。
俺たちは何をしているかというと
「重いなぁ」
「ああ」
荷物もちをしていた。
「なんで休日にこんなことをしないといけないんだよ」
「まあそう愚痴るなよ」
俺は愚痴る元春をなだめるのに必死だった。

「元春?こっちきてよ?」
「はいはーい、ただいまいきますよっと」
潤菜に呼ばれて元春が渋々ながらあっちへ行く。

「大丈夫?池上君」
「まあ、今ん所はなんとか」
大変だね?と心配してくれた。
ああなんか心が暖まるなぁ。
「ねえ、池上君」
「ん?なんだよ」
日比野の方へ顔を向けると真剣な表情で
「池上君のこと名前で呼んでいい?」
「あ、ああ、別に構わないけど」
「ほんと?やったぁ?」
嬉しそうに笑う。
その笑いに俺もつられて口がほころぶ。
「じゃあ、翔君も私のこと名前で呼んでね?」
ドキッ!
心臓が高鳴る。
(名前を呼ばれただけでこんなドキドキするのか?)
しかし平常心を保ちつつ
「ああ、分かった。ひびじゃなかったな、綾」
「もう一回」
「綾」
「もう一回」
「何回言わせるんだよ。」
少しエンドレス気味になったので俺のほうから止めた。
「・・・・・だってほんとに嬉しいんだもん」
また聞こえなかった。
「さあ行こう。翔君」
手を握られて走り出す。


走る先に何があるか分からない。
でも俺は一人じゃない。
仲間が、綾がいる。
一歩綾との距離が縮んだ気がした。
「翔君」
「ん?なんだ?」
少しためて綾が言う。
「・・・メリークリスマス」
「ああ、メリークリスマス」
俺たちがそういったあとに顔になにか冷たいものが当たる。
「雪?」
「雪だね」
俺たちは空に顔をあげる。
少しだが雪が降ってきた。
この地域でクリスマスの日に雪がふるなんて何年ぶりだろうか。
これは神様がくれたプレゼントなのかもしれない。
だから俺は勇気を出して
「好きだ」
「えっ?」
告白していた。
「俺綾のことが好きなんだ」
「・・・・・・・」
綾は何も言わない。
「いきなりこんなことをいわれても困るよな」
ははっと渇いた声を出す。
「そ、そんなことないよっ!」
「綾?」
「私・・・・・私も翔君ことが好きだよ」
なにを言われたのか分からなかったから
「マジ?」
「うん、マジ」
聞き返していた。
「嬉しい。マジ嬉しい」
思わず抱きついていた。
「苦しいよ。翔君」
パッと抱きついていた手を離す。
「ご、ごめん。つい嬉しかったから」
「・・・・・キスしてよ」
「えっ!?」
「そうしたら許してあげるよ」
人前でするのか・・・・・・・うーんあんま気が乗らないけど・・・・
「目を閉じて」
「うん」
綾はゆっくりと目を閉じる。
俺はゆっくりと綾の唇へキスをした。

ラブストーリーは突然に起きた。
少ししか時間が経ってないのに俺は綾と恋人同士になった。
それはなんもひねりがない甘いだけの物語だった。


終わり。



あとがき
どんな終わりにしようかと決めた結果こうなりました。
いまいち微妙な終わり方だけど即興ネタにしてはいいんじゃないかと。
早いうちに梓来実バージョンと潤菜・元春バージョンをうpしようかと。
考えたら潤菜と元春を一緒にしちゃえば手間もかからないかと思ったので4つじゃなく3つにしてみました。
コメによっては単体にしますがね。
感想よろしくです。

クリスマス記念小説 前編

季節は冬、寒い日々の楽しみは一つ!
そう、クリスマスだぁ??!!!

「ラブストーリーは突然だ!!  前編」


まあ、最初はしゃいじゃったけど冷静に考えると俺こと池上翔(いけがみしょう)は一人だった・・・・・。
ダチを誘ってはしゃぐのもいいが、やっぱり欲しいのは
「彼女だよなぁ?」
誰もいない教室で一人寂しく溜息をついていた。
「よう、翔。明日暇だろ?俺と一緒にイブを楽しまねーか」
「はっ、残念ながら明日は予定があるんでな。一人で行ってな」
(だれが悲しくて男二人でクリスマスを過ごすかっての)
とりあえず嘘をついておいた。
「なんだ、じゃあしゃーねなー。他の奴を誘うか」
「そーしろ、そーしろ」
うんうんと頷く。
「・・・・日比野達と一緒なのにな」
ポツリと呟く。
「何だって?」
俺は聞き返す。
「日比野達と一緒なのにって言ったんだよ」
「ん?達ってことは日比野の他にもいるってことか?」
「ああ、日比野に、夏木、それと梓だな」
指を折って三つで止めた。
「ふーん、そうなのか」
「で、夏木からおまえも誘ってくれって言われたから誘ったてのに・・・」
ぶつぶつと文句を言い出す。
(あーあ、元春の悪い癖が出たよ)
脇児元春(わきじもとはる)の癖はめんどくさいことを押し付けられると愚痴りだす。
(顔や性格は悪くないのにこれがあるからもてないんだよ)
そう、元春のルックスは悪くない。むしろいいほうだと俺は思っている。しかしこの癖が邪魔しているのかあまりもてない。
まあ実際は暇だしな一緒に行くか。
「分かった、分かった。本当は暇だから行くよ」
両手を挙げ観念したよとポーズをする。
「よっしゃぁ?!それでこそ俺の親友よ」
元春が抱きついてくる。正直言ってうざい。
「さてと、とりあえず夏木に連絡をして・・・」
「その必要はないわよ」
教室の右のほうから凛とした声が響く。
「ん?」
俺と元春は声の方へ顔を向ける。
そこには夏木潤菜(なつきうるな)が立っていた。
「ちなみに綾と来実も一緒よ」
潤菜の後ろから日比野と梓が出てくる。
日比野綾(ひびのあや)。長い黒髪が特徴の弓道部の部長。勉強もいつも学年のトップクラスに君臨するほど頭がいい。性格は少しのんびりしているもののしっかりしているため人気は高い。
(どっかの誰かさんとは大違いだぜ)
「なんかいった?翔」
「いんや、なにも言ってない」
「なにか言いたそうな目だったから気になってね」
「あっそ」
今俺と話しているのが
夏木潤菜。茶色髪のショートヘアで俺の幼馴染。部活に入っているわけでもないのに運動神経がずば抜けて高いという非常識な奴。性格は大雑把で男女問わず人気は高い。
「あ、えっと喧嘩は・・・よくないですよ。二人とも」
「あ、大丈夫。こいつとはいつものことだから」
梓にそういっているが真意のほどは定かではない。
ちょっと会話に入ってきた気の弱そうな感じの子が
梓来実(あずさくるみ)。髪はセミロングで少し黒に紫がかっている。家庭科部で料理をしたり裁縫をしたりと本人曰く充実した毎日を過ごしているらしい。性格は聞いてのとおり気が弱く押されると弱いお人よしな性格である。守ってあげたいようなそんな子でもある。
「まあいいや。明日の予定を聞かせてくれよ」
「あ、うん。分かった」
潤菜が皆に向かって話し出す。
「明日は、んーそうねぇ・・・・・」
手をあごにやり考え出す。
「って考えてなかったのかよ!」
「あはは、ごめんね。誘うことだけ考えてたから」
テヘッと舌を出して笑う。
そんな仕草に一瞬ドキッとしてしまう。
(どうしたんだ?俺)
なんて考えていると
「じゃあ何時にどこに集まるかだけ考えましょう」
「それでいいんじゃない?どうせ潤菜は案がないようだし」
「うう?、あとで覚えておきなさいよ?」
「時間もあんまないんださっさと決めようぜ」
元春の言葉によって相談が始まった。
結果を言うと、
「明日の午後5時商店街の噴水前に集合よ」
「分かった」
「じゃあ、今日はここで解散!」
「では、お先に失礼します。部員が待っているので」
軽くおじきをして教室をあとにしていった。
「じゃーねー、綾ー」
手を振って分かれる。
「じゃあ、私も失礼します」
「うん、じゃあね来実」
「はい、また明日」
梓も帰っていった。
「んじゃ、俺らも帰るとするか」
「そうだな」
「うん」
そういって教室をあとにする。

帰り道元春がこんなことを言い出した。
ちなみに潤菜は用があると言って先に帰っていった。
「なあ、翔って誰か好きなやついるか?」
いきなりな質問だった。
「まあ、意識してるやつはいるよ」
嘘ではなかった。たしかに気になっている奴はいるがそれが好きだというのかと言われるとあんま自信はない。
「そうか・・・・」
ここで会話が途切れた。
なにか重い空気が流れる。
「なんでいきなりそんなことを聞くんだ?」
「まあなんとなくだな」
重い口を開いてなんとなくかよって突っ込みたかったが元春の横顔が少しさびしく見えたため言うに言えなかった。
あとは何も話さなかった。
いつもの別れる場所で別れて岐路に着く。

家に帰り俺は考える。
(俺は誰かのことが好きなのか?)
自分で自分に質問する。
(日比野、潤菜、梓、皆とても大事だと思っている。しかしそれは好きという感情ではなく友達として大事なんだと思う。)
じゃあこの中で好きな人は?と言われたら
(俺は誰と答えるんだろうなぁ)

→日比野
→潤菜
→梓
→元春

ん?なんか一つ変な選択肢があるけどまあいいか。
誰のことが俺は好きなんだろうな。
そんなことを考えているうちに知らない間に寝てしまっていた。


後編に続く。



あとがき
まあ即興で考えたクリスマスネタの前編です。
文章に変な部分があるかも知れませんがそこんとこは気にしないで下さい(おい
明日に後編をうp予定です。
まあそこで後編の内容を決めるにあたって皆さんの意見でも聞こうかと・・・・・
明日の21時までに後編の内容はこいつがいいと言うキャラを選んでください。
そこから明日の内容はガラリと変わるはずなので^^
ではよろしくです。

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